[PR]
乳児である0歳児、赤ちゃんのお世話というのはとても楽しいものです。しかし、大変なところもあります。
他の年齢の子たちとは明らかに違う状態である0歳児は、保育でも難しい部類に入るのです。初めて0歳児の保育に関わるという人には、気をつけるべきこともたくさんあるということを知ってもらわなければなりません。
0歳児保育の楽しいこと・大変なこと・0歳児だからこそ気をつけるべきこととは、いったい何なのでしょうか。
0歳児の担任保育士の仕事で楽しいこと・大変なこと
成長が著しく、人生初の瞬間に寄り添えることがある
0歳じは成長が著しいです。生後1ヶ月から12ヶ月まで、毎月何かしらの成長があります。
たとえば、2ヶ月目には「あー」「うー」と意味の無い言葉を発したり、手足を活発に動かしたりするようになる。3ヶ月になると視力もよくなり始め、手足を良く動かし、指をしゃぶる子も出てくる。4ヶ月は首がすわり、5ヶ月では離乳食が始まる・・・。
毎月何かしらのイベントがあります。人生初の寝返り・人生初のおしゃべりなど、その子の人生初という瞬間も、保育士が見ることが多いです。
そういった人生初の瞬間に携わることができるというのは、とても感動的なことです。その瞬間、大変だったことも吹き飛んでしまうほど、やりがいになるそうです。
毎月成長があるので、飽きることもありません。見ていて楽しいです。
赤ちゃんが可愛い
単純に、赤ちゃんが可愛いというのも0歳児の担任の楽しいところではないでしょうか。
仕事となると、プライベートで赤ちゃんを見るときよりも可愛くないように見えるかもしれませんが、それでも赤ちゃんは可愛いものです。しゃべらないから不満を言うこともない、文句を言われることもない。可愛いものですね。
目が離せない・ひと時も気が抜けない
0歳児の保育で大変なのは、ひと時も気が抜けないというところです。少しでも気を抜いてしまうと、赤ちゃんが転んだり、脱走したりしかねません。
その際に何も無かったらよいのですが、赤ちゃんにとっては、少し転ぶ・少し高いところから落ちるだけでも大怪我・一大事になります。
赤ちゃんを専門的に扱う乳児園では、赤ちゃんの死亡事故が発生することもあるようです。
仕事で疲れていて注意力散漫になりますし、他の子の面倒もみなければらず、目を離してしまうことも多いでしょう。違う子供の面倒をみていても、その他の子に対して意識を向けていなければならないのは、なんとも大変なことです。
0歳児は自分の状態を伝える手段を持たない
先ほど、赤ちゃんはしゃべらないというようなことを述べました。しかし、それは同時に自分の状態を明確な手段で伝えられないということです。
赤ちゃんが感情を伝える・状況を伝える手段は泣くことと、表情の変化のみになります。泣くというのは、いろいろな意味合いがあって、なかなか正確にその子の状況を判断できなかったりするのです。
特にイレギュラー的なこと(誤飲や怪我)などは気がつきにくくなります。それが、大変なところです。
0歳児の担任保育士が気をつけるべきこと
機敏な感情変化にアンテナを張ろう
赤ちゃんの感情変化というのは、とても激しいものです。泣いたと思えば笑って、笑ったと思えば泣く。とてもせわしない生き物です。
赤ちゃんの感情変化には、意味があることもあります。赤ちゃんが泣けば無視できません。赤ちゃんの機敏な感情変化にアンテナを張り、なるべく不快にさせないようにしなければならないのです。
そのために、赤ちゃんが何を不快に思っているのかを察しなければなりません。アンテナを張っていなければ、なかなか気づけないものです。そのため、0歳児の感情の変化に対してアンテナを張ることは、とても大切なことになります。
アイコンタクトと言葉かけが大切!
0歳児と保育士との信頼関係がなければ、保育はうまくいきません。それは他の年齢の子供でも同じでしょう。
子供と保育士との信頼関係は、仕事を円滑に行うために必要なことなのです。ただ、赤ちゃんと信頼関係を築くのにはどうすればいいのかわからないことでしょう。
0歳児と信頼関係を築くためには、アイコンタクトと声かけが大切です。赤ちゃんがおとなしくしていたとしても、暇さえあれば、赤ちゃんの目をみながら声をかけてみるということが、大切になります。
危険が無いか注意すること
0歳児の保育で最も良く注意しなければならないのが、赤ちゃんの身の回りにある危険についてです。周りに危険が無いかどうか注意していなければ、事故になってしまいかねません。
怪我でも大変ですが、それで死亡してしまうこともあります。注意しましょう。