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最近は日本もグローバル化が進んでおり、他の国の言語や文化に興味を持つ人たちが多くなってきました。特に、幼児期からの英語教育に興味のある親が多いようです。
英語や英会話というのは、今後どの仕事をするにあたっても必要となることが多いです。言語というのは早いうちから学んでおくことが望ましいとされているため、幼児向けの英会話教室などが増えています。
保育士の資格を持っている人の中でも、英語が得意だという人がいるのではないでしょうか。せっかくの英語スキルです。活かさないでおくにはもったいない・・・ということで、この機会に、保育士資格と英語スキル両方を役立てることが可能な職場について、知っておきましょう。
英語力を活かして働ける保育施設
プリスクール
プリスクールというものがあります。子どもの英語学習に少しでも興味があるという人なら、耳にしたこともある言葉ではないでしょうか。プリスクールとは何か、簡単に言うならば子どもを英語が飛び交う環境で保育してもらうための施設です。
ただ、一般的な保育とは違い、教育の分野に入ります。ただ子どもを遊ばせるだけでなく、子どもに英語の歌を歌わせ、踊らせ・・・工作や料理などさまざまな活動を行うので、幼稚園に近いですね。一般的には、週に4日から5日ほど通い、4時間から5時間程度子どもを預けておきます。
外国人教師がメインですが、補助として英会話ができる保育士などの日本人が入ることが多いです。
●保育園や幼稚園との違い
幼稚園に近いと述べましたが、厳密には保育園とも幼稚園とも違います。まず対象年齢ですが、スタートは2歳ほどで、幼稚園に入る前の3歳・4歳までを対象としているのです。3歳保育などが一時期主流となっていましたが、そのイメージに近いでしょうか。
幼稚園に入る前の集団生活を学ぶ場所としての役割があるという意味では、同じですね。3歳保育に英語の要素がプラスされたものと考えるとイメージしやすいでしょう。そのため、幼稚園入園とともに辞めるのが一般的です。
幼児向け英会話教室
プリスクールは集団生活を学ぶ場としての役割がありますが、そうではなく、完全に教育施設として、幼児が英語を学ぶ場もあります。
それが、幼児向けの英会話教室です。最初から幼児向けとしているところもあれば、対象年齢が幼児からとなっているところまで幅広くあります。
幼児を対象としている英会話教室では、幼児の相手をさせるために保育士を雇うことが多いです。また、保育士の有資格者で英語の能力が証明できれば、とても優遇されます。幼児の相手をするということでは、保育士は専門家ですからね。当然、その資格は求められてくるのです。
ここは幼稚園や保育園・プリスクールとは全くの別物。習い事のようなものと思っておくと良いでしょう。
インターナショナル・スクール(保育園)
プリスクールや幼児向けの英会話教室以外でも、英語のスキルと保育士資格両方を役立てることができる現場があります。それが、インターナショナル保育園です。インターナショナルスクールの保育部門のように呼ばれることもありますね。保育から幼稚園教育まで行っているというのが、一般的です。
公用語として英語を使いますが、英語や英語圏以外にも精通していることが望ましいですね。また、保育士の資格では幼稚園教育に関わることができないということで、インターナショナル・スクールの中でも保育園の区分で働くことになります。つまり、インターナショナル保育園ということですね。
インターナショナル保育園は、まだ全国でも数が少なく、保育士専門の転職情報サイトであったとしても、日本全国で数十件しか求人が見つかりません。