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保育士は非常にハードな仕事で、彼ら彼女らの間には悩みが尽きません。保育士の悩み掲示板のようなものも多数あり、そういったところを見ると保育士がどれだけの悩みを抱えているのかが垣間見えるでしょう。

現在保育士として働いている人も、これから保育士として働く人も、他の保育士がどのような理由で悩みを抱えているのかが気になるのではないでしょうか。

そういった悩みの中には、現状ではどうしようもないようなものもあれば、転職をすれば解決できるのではないかといったものまであります。そんな保育士のよくある悩みを取り上げつつ、それらを解決するための職場選びのポイントについてまとめてみました。

人間関係で悩んでるなら男性のいる職場を選ぶべき

保育士の職場は女性社会です。平成26年の調査によれば、保育士の中で女性の割合は93.4%もあるのだそうです。男性の割合は、たったの6.6%しかありません。

多くの職場が女性しかいないということですね。これでも増えている方なのだそうですが、まだまだ男性が少ないです。

女性しかいないということは、異性の目が無いということです。異性の目が無いとなると、完全なる女性社会となってしまい、イジメやイビリなど陰湿な行為が横行してしまうこともままあることです。そういった陰湿で陰鬱な人間関係で悩んでいるという人も多いでしょう。

そこまででなくとも、ちょっとした人間関係のトラブルで頭を抱える人も多いはずです。いずれにせよ、人間関係が悪いと辛いものでしょう。

一緒に働く仲間との関係というのは、仕事をしていく上でとても大切なもの。転職を考えてもおかしくはありません。そういった悩みを解決するためには、男性が一人でもいる職場を選びましょう。

探すのに苦労するかもしれませんが、都市部などであれば必ずあるはずです。今男性がいる職場が求人を出していない場合または、近くに男性がいる職場が全く無い場合、男性も募集しているところに転職すると人間関係が改善される可能性が高くなります。

体力で悩んでいるなら、託児所のほうがいい

保育士の仕事は体力仕事です。一般的な保育園では、子供を散歩に連れ出すことがあります。小さい子供というのは縦横無尽に動き回り、他人の迷惑や自分の身の危険を考えることができません。

散歩に連れ出すというのはとても大変なことなのです。それだけで体力を消耗してしまいます。

「忙しいし疲れた・・・」と体力で悩んでいるという人も多いでしょうが、そういった悩みは院内託児所や企業内託児所・一時預かり所などで働くことによって解決可能です。

今挙げたようなところは、室内で子供を預かり面倒をみるだけです。院内託児所や企業内託児所は食事をさせたり、昼寝をさせるという仕事がありますが、一時預かり所は食事をさせることすらありません。

そのため、体力的には楽になるのではないでしょうか。

保育方針の違いによるストレスで悩んでいるなら…

保育士の悩み・ストレスの原因として、現在働いている施設の保育の方針に同意しかねるということがあります。個人や福祉団体が運営しているところは園長の方針、株式会社運営のところは会社の方針ですね。

そういった保育の方向性の食い違いというのは、そもそもの仕事内容の不満にもつながるため、とても大きな悩みとなります。

そういった悩み・ストレスを抱えていると大変でしょうが、そういった悩みは転職先を変えるだけで解決可能です。

その際に、ホームページなどを見てその施設の方針をあらかじめ把握しておくことが大切になってきます。二度と同じ失敗を繰り返さぬよう、リサーチは怠らないようにしましょう。

残業時間が多くて悩んでいるなら…

保育士はサービス残業が多いですが、残業が嫌な人は交代制によるシフトを組んでいる職場に転職することによって、残業から逃れられることがあります。

交代制のところは、仕事の始まりと終わりが明確に決められており、終わる際には代わりの人材が来るのです。そのため、残って仕事をやる必要はありません。

24時間体制の託児所などであれば、3交代制でさまざまな時間帯を担当することになり、残業が無くなる代わりに不規則な生活になってしまいますが、そういった生活に耐えられるのであれば、おすすめです。

不規則な生活も嫌だということであれば、福祉団体運営ではなく株式会社運営のチェーン施設に転職すると良いでしょう。

給料が低くて悩んでいるなら…

保育士業界はどこも給料が低いですが、少しでも給料をアップさせるのであれば、認可外保育園はおすすめできません。今認可外保育園で働いているという人は、企業内保育・認証保育園など違う業態のところに転職するだけでも給料を良くできるでしょう。

比較的給料が高いと言われているのは、公立保育園・認定こども園・病院内保育・病棟保育などです。公立保育園は公務員になるので特に給料が高いですが、採用試験に合格する必要があります。

【まとめ】解決できる悩みは早めに解決しよう!

さまざまな悩みと、その解決策を紹介しました。このように、保育士が抱えている悩みの中には解決できるものもあるのです。

解決できないものについては仕方が無いのですが、解決できる悩みであれば、「悩みを解決する」という目的意識を持って転職を行うことで、悩みを解決することができます。

解決できる悩みは、思い立った時に解決してしまいましょう。