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子供と直接関わる仕事も魅力的ですが、保育士として子供と関わってきた経験を行かせる仕事には、会社に勤める仕事もあります。それが、子供用品のメーカーです。

子供用品といってもさまざまなものがあります。ベビー用品や、子供のおもちゃメーカーなど・・・そういったメーカーに勤務するというのも、選択肢のひとつです。

ただ、保育士にとってメーカー勤務というのはイメージしづらいことかもしれませんね。メーカー勤務というのは、一体どういうことになるのでしょうか。

保育士としての経験を活かせる子供用品メーカーへの勤務

子ども用品のメーカーで働くということは、所謂普通のサラリーマンとして働くということになります。保育士の現場で働いていたときとは、まるで違う仕事が待っています。

ほとんどの場合、デスクワークがメインとなるので、エクセルやワードなどオフィス関連のソフトを使うことができなければいけません。

現場仕事が向いている人にとって、デスクワークは苦痛となるかもしれませんね。ただ、現場仕事が体力的に辛かったという人にとっては、良い職場となるのではないでしょうか。

職種の選択肢が豊富

保育園で働くと、保育士として働く以外にあまり道はありません。

しかし、メーカーで働くということになると、一般事務の仕事や商品企画の仕事、メーカーの直営店の売り場担当など、さまざまな可能性があります。最近ではオンラインショップの運営の仕事もあるでしょう。

そういった様々な部門の仕事があり、可能性の幅が広いのがメーカー勤務の特徴です。

子供用品メーカーの求人傾向

メーカー勤務となれば、やはり学歴も求められます。保育士の専門学校を出たという人であれば、就職するのに苦労することがあるかもしれませんね。保育士関連の4年制大学を出た人で、その大学の知名度が高ければ、特に学歴に関しては問題ないでしょう。

中小企業だと専門学校卒でも雇ってもらうことができる可能性がありますが、大手メーカーとなればほとんどが四年生大学卒業以上の資格を求めてきます。新卒ではなく中途採用となればなおのことです。

求人数は多くはない

求人数は、特別少ないわけでもありませんが、全国的に見てもそれほど多いわけではありません。都市部もしくは都市部の周辺に固まっているということもあり、求人が見つからない地域もあります。

関東なら東京・神奈川・千葉などに求人があり、関西なら大阪・京都などに求人があるようです。

一般的な保育士と比べると給料は高い

会社によって激しく上下しますが、一般的には保育士と比べて給料が高いです。

保育士は特別給料が低いということもありますが、メーカー勤務だと昇給もしっかりあり、初任給も高めであることが多い傾向があり、保育園勤務の保育士よりも稼げるでしょう。

給料に関して不満を抱えているという人にとって、良い転職先かもしれません。

初任給の相場は20万円から23万円程度で、それから昇給していくといったところですね。

保育士の資格や経験を活かすなら「商品企画部門」への転職がオススメ

保育士から子供用品メーカーに転職するということであれば、やはり商品企画が良いでしょう。保育園で勤務する保育士というのは、子供にとってとても近い存在でありながら、保護者にとってもとても近い存在です。

保育士として子供と接するうちに、子供がどのようなおもちゃが好きなのかが傾向としてわかるようになってくることがあるでしょう。さらに保護者と関わる中で、どんなグッズがあればありがたいだろうかということも予想がつくようになります。

実際に保育・育児という現場に密接に関わってきたからこそ、どのような商品が求められているのかを考えることができるのです。

全体的には保育士としての資格・経験が特別有利になるというような職場ではないですが、商品企画であれば、少しは有利に選考をすすめることができるでしょう。

子供用品メーカーへの転職を考えている人は、商品企画を考えてみると良いかもしれませんね。