保育士向けの転職フェア･合同説明会の活用法

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転職活動の成功を左右する要素は、さまざまなものがあります。その中でもとりわけ重要になるのが、「情報」です。これが、勝利の鍵。

人よりも多くの情報を集めて、その情報を活用する。多くの求人の中から比較検討するというのも、情報を集めて活用するということになります。

この情報を集めるための手段として、転職フェアや合同説明会というものがあります。インターネットでは得ることができない、リアルな情報を得ることができる機会です。

転職フェア・合同説明会に参加し、その場・その経験を転職活動に有効活用しましょう。

保育士向けの転職フェア

転職フェアは、既卒向けに開かれているイベントです。

潜在保育士が問題になっているため、潜在保育士に焦点を合わせたようなイベントも多く開かれています。もちろん、現在仕事をしていて転職を考えている人に対するイベントも多いです。

イベントの主催者は、大手の転職サービスを提供している会社または自治体であることが多い。事前登録は不要な場合が多いですが、事前登録が必要な場合もある。事前登録が必要な場合は、履歴書の印刷・来場特典などがあることも珍しくはありません。

イベントホールなどの広い会場で行われることが多く、業界の動向の説明会や保育士の仕事セミナー、事業者による説明会などが、転職フェア内で開かれています。適正診断などがあることも多いようです。

合同説明会は、転職サービスの会社が行っていることが多いイベントです。都市部にあるホテルやイベントホールなどで行われるのが一般的で、複数の企業が参加しています。

ただし、転職フェアよりも少し企業数が少ないことが多いようです。大規模なものが年に一度・二度行われるというよりは、中規模のものが頻繁に開かれていることが多い傾向があります。

イベントには様々な企業がブースを出していますが、様々な保育士も参加しています。保育士と情報交換・意見交換をする機会というのは、現在の職場で働いている同僚などと行うことが主流でしょう。しかし、それでは得られる情報量も少ないです。

転職フェアでは、様々な仕事をしている保育士が集まります。情報交換によって得られる情報の種類や質などもバラバラで、より多くの情報を得ることが可能です。さらに、様々な意見を持っている人がいるため、意見交換をするのも保育士として良い刺激となります。

もちろん、刺激や新鮮味を求めるだけでなく、情報交換や意見交換で得たことによって、転職活動をよりよいものにしていかなければなりません。影響を受けるというと、少し聞こえが悪いかもしれませんが、他の保育士との交流によって、転職の方針が定まったり、視野が広がったりすることがあります。

そういった活用方法が、まずひとつ考えられるでしょう。

様々な企業が参加しているため、その企業の特色や雰囲気などを掴むことができます。

チェーンで保育園を運営しているようなところが多いため、自分の住んでいる地域にも、その企業の施設があることが考えられるでしょう。会場の近隣に施設を多く出している企業が参加していることが多いですから、求人として見ることもあるかと思います。

もしも気なっている事業所が参加している場合、そこの雰囲気や方針・理念を知ることによって、転職活動の判断材料とすることができるのです。

基本的に、転職フェアや合同企業説明会というのは、自らの転職活動の方針を定めるため・視野を広げるために活用するものです。そこで求職を行ったりするものではありません。

企業側としては、自分たちの施設をアピールする目的がありますが、保育士としては、特定の企業に関する情報と言うより、様々な企業や保育士に触れることで、視野を広げるために活用すべきです。

また、自分の適性について知るためにも活用できます。