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将来主任や園長になりたいと、高い目標を持っている保育士さんもいるでしょう。働き方というのは人それぞれ。ずっと担任として子供と関わりたいと願う人・役職について管理する側に回りたいという人・・・それぞれの目標を掲げて仕事をしています。
その中で、主任保育士や園長を目指すというキャリアアップを志す人は今後どのようにすべきなのでhそうか。思い立ったらすぐ行動、主任・園長になりたいと思ったそのときから、キャリアプランを立ててみましょう。
キャリアプランを立てよう!
20代から動き始めなければ遅い!
主任や園長になるためには、長期間のキャリア形成が必要です。職人の世界で考えるとわかりやすいでしょうか。
一流の職人は20代のうちからみっちり教え込まれ、30代・40代で一流の職人として働くことができるようになります。それと同じように、主任や園長としての教育を20代の頃から仕込まれ、キャリアアップする必要があるのです。
30代になると、新しいことを覚えることが難しくなります。30代から長い期間をかけてキャリア形成するとなると、20代で行うよりも倍の期間と労力がかかると考えましょう。脳が衰え、身体機能も衰えてしまうので、それは当然のことです。
20代ではないと、遅いのです。遅すぎます。
希望する役職を定める
まずは、自分が希望する役職を決めましょう。
主任保育士になりたいのか、園長になりたいのか。抽象的に「キャリアアップしたい」というだけでなく、具体的に何になりたいのか、目指している役職・職位について定めておいたほうが、キャリアプランは立てやすくなります。
現在の職場で可能かどうかを考える
希望する役職・職位が決まれば、次に考えるべきことは、現在働いている職場でその目標が達成できるのかということです。現在働いている職場にキャリアアップの制度がある場合は、上に申告してその制度を利用すれば良いでしょう。
運営母体でキャリアアップ講習などを行っている場合には、それを利用すれば、キャリアアップに必要な学びが受けられますし、本社へのアピールにもなります。
現在働いている職場では無理であったとしても、同じ運営母体の会社の他の施設でなら可能だということもあるでしょう。
ただし、たいしたキャリアアップ制度も無い場合には、転職をする必要性が発生します。
何歳までに役職者になるのか、目標を設定しよう
基本的には20代のうちに計画を始動させるものですが、終着点はあまり考えない人が多いです。
始まりが早いほうがいいのは当たり前ですが、では、いつまでに役職に就きたいのか、ゴールを考えましょう。いつまでにという期間的な目標を設定することによって、ダラダラとしてしまうことを防ぐことができます。
いつまでにという目標がなければ、人間はだらだらとその目標を追いかけてしまうものです。しかし、いつまでも追っていられるような目標ではありません。そのため、まずは期間を設定することが大切なのです。
主任保育士・園長になるための求人選び
求人を見ていると、「主任・園長候補」という文字を見ることがあるでしょう。その求人に応募すると、キャリアプランはとても立てやすくなります。
最初から主任保育士や園長を育成するための求人であるため、その求人に応募して仕事を始めたときが、キャリアプランのスタートになるのです。
終着点も決められていることがあり、それに従って業務や研修をこなしていれば良い。もちろん努力をする必要はあります。決められているからといって、のんべんだらりとやっても良いということにはなりません。
候補としての採用をしている求人は20代のうちしか応募できないため、転職する必要がある人は、早めに転職活動を始めておきましょう。
特別な資格を取得するなら
役職候補の求人でだからといって特別な資格が必要になるということは稀です。
ただし、施設によっては何か特別な資格を取得したほうが良いという場合もあります。保育士として役職を目指すのに役立つのは、社会福祉士・福祉施設士・福祉簿記といった福祉関連の資格です。