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人間は、さまざまなところで挫折を経験します。おそらく、今まで一度も挫折を経験したことの無いという人はいないのではないでしょうか。高校受験で挫折したり、恋愛で挫折したり、大学受験で挫折したり・・・。保育士になってからも、挫折があります。
今挫折の真っ只中という人、これから挫折するだろうという予感がする人・兆候がある人・・・。さまざまな人がいるでしょう。
でも、挫折をしない保育士はいないのではないでしょうか。挫折をしたそのときに大切なのは、その原因を探ることです。
自分はどうして、挫折してしまったのでしょうか。そこから、どうすれば良いのでしょうか。
挫折した原因を探って転職か残るかを決める
挫折したら、まずその原因を探らなければなりません。自分はどうして挫折をしたのかを、自分自身の過去に問いただすのです。
「自分よ、君は何に挫折したのか」と問うと、必ず答えが返ってきます。「私は人間関係に躓いた」「私は仕事でミスばかりで躓いた」と、挫折の原因が答えとして返ってくるでしょう。
その原因によって、転職するか転職せずに今の職場に残るかを決めてみるというのは、どうでしょうか。
挫折したなら、一度その原因を取り払ってしまうために、転職をするのも手です。転職でなく、しばらく離職してみても良いかもしれませんね。
人間関係に挫折した場合
人間関係に躓いて挫折してしまったという場合は、転職をしたほうが良いのではないでしょうか。人間関係はどうしようもありません。そればかりは、今働いている仕事場で改善をすることができないのです。
そのため、人間関係に挫折したら、思い切って今の仕事場から離れてみることをおすすめします。
離れられないという人は、ちょっと意識するポイントを変えてみましょう。人間関係で挫折する人は、割り切ることができていないのです。
仕事場の人間関係は、仕事場のみにあるもの。仕事上での付き合いだけなのですから、何もそこまで悩む必要はありません。
仕事だからと割り切って、何を言われてもいい・逆に何を言ってもいいと考えましょう。時には、相手を傷つけることになったとしても、反論しなければならないことがあります。嫌な思いをしてそのままへこへこしているから、挫折してしまうのです。
ミス続きで挫折した場合
仕事でミスが続くと、挫折をしてしまうことでしょう。でも、ミスというのは誰にでもあることです。ミスをしない人間なんていません。
生まれてから今までで、ミスが連続だったことでしょう。そのミスの数に比べれば、今の仕事場でのミスの数なんていうのは些細なことです。
ミス続きで挫折した場合は、転職するべきでも、離職するべきでもありません。
この場合も、意識するポイントを変えてみると良いのです。ミス続きで挫折してしまった場合に意識するべきなのは、気にしない心。人間関係と同じです。
いちいちミスしたことにかまっている時間よりも、次の仕事をする方が大切。ミスしたことを考えるよりも、他の仕事のことを考えるほうが有意義な時間の使い方です。
ミスした際にどうしてミスしたのか、次はどうしようと考えるのは無駄なこと。意識を変えてみましょう。
あらためて自分自身を見直すきっかけに
十分努力したのか?満足しているのか?
挫折をしたということは、何か気に入らないことがあったり、何か自分の心が折れてしまったということでしょう。
この際考えるべきなのは、自分が十分努力したと胸を張って言えるのかどうかです。そうして、今仕事場を変えて・仕事をやめて満足できるのかということも考えねばなりません。
挫折してそれを放置した経験は、未来に何を生み出すのか、挫折癖と逃亡癖です。挫折してそれを乗り越えた経験は、未来の自分を励ましてくれる守護霊になります。
自分は十分、頑張ったと言ってもらえるほどの働きをしたのでしょうか。挫折を乗り越える努力をしたのでしょうか。それをしてから、転職や辞職をするのです。
頑張ったという言葉を、根拠の無い慰めの言葉にしないようにしましょう。それは他人への激励の言葉です。
どうにもならないことなのか、どうにかなることなのか
今挫折している原因は、どうにもならないことなのでしょうか、それともどうにかなることなのでしょうか。
もしも人より数倍の努力をしてどうにかなることであれば、どうにかすべきです。ならないのであれば、しようとするだけ無駄なので、逃げても構わないでしょう。
どうにもなることとは、自分自身に原因があること。どうにもならないこととは、環境に原因があることです。