[PR]

保育士がスキルアップをするために取得する資格として、チャイルドコーチングの資格が注目されています。チャイルドコーチングというのは、子供の隠された潜在能力を引き出すことができる技術を持っているという証明になる資格です。

子供の自発的な成長を促し、保護者に対してアドバイスやカウンセリングを行うこともできるようになります。そういった資格ですから、普段からの保育士の仕事にとても役立つのです。異業種への転職を考えている人にとっても、役立ちます。

チャイルドコーチングの資格概要と取得方法

チャイルドコーチングの資格は、一班財団法人日本能力開発推進協会が運営・実施している資格です。正式名称は、チャイルドコーチングアドバイザーという名前になります。試験に合格することによって、認定を受けることができるというものです。

受験料は5,600円と安くなっています。ただし、受験資格を得るには協会が指定している認定教育機関による教育訓練を受け、それを修了しなければなりません。その後、随時在宅にて受験することができます。合否判定は、得点率70%以上が基本となっているようです。

問われる能力は、「育児・保育に関する基礎知識」「聴くスキル」「承認スキル」「質問スキル」「共感スキル」となっています。それぞれ鍛えておきましょう。

チャイルドコーチングは保育士の仕事にどんな風に役立つの?

自治体の相談員もできるようになる

チャイルドコーチングは、子供の潜在能力を引き出すことが役割となっています。ただ、そのノウハウなどを保護者に教えるという役割もあるのです。そのためか、自治体の電話相談による相談員などで重宝されることがあります。特に保育士資格があり、保育士としての経験があればなおさらです。

福祉関係の相談というのは、とても多い傾向があります。特に子育てに関して相談する人は多く、その相談に乗ることができる人材というのは貴重なのです。そこで、チャイルドコーチングの資格を取得している保育士の存在が、彼らの目には魅力的に映ります。

保育園の日常業務で役立つ

自治体の相談員なぞをせずとも、保育園の日常業務を行っている際にも、この資格は十分役立ちます。この資格を持っている人の役割というのは、子供の潜在能力を引き出すことです。子供にはさまざまなアビリティがあります。それを早い段階で引き出してあげるのです。

保育士として子供に関わっていると、この子にはこんなことができる、この子にはそれができないといった子供の能力について何か感じることも多いでしょう。しかし、まだまだ隠れた能力があると考えられるのです。そこで、チャイルドコーチングとしてのスキルを発揮して、子供の能力を引き出してあげるようにすれば、子供の可能性を広げることができます。

保育士として、ワンランク上の仕事ができるようになるのです。

子供向けの習いごと教室でも役立つ

子供の潜在能力を引き出す力を備える資格ということで、子供向けの習い事教室に転職する場合にとても役立ちます。子供向けの習い事教室は、何か自分に得意分野のある人にとっては魅力的な異業種の転職先として、考えている人も多いでしょう。

保育士の資格や経験も役立ち、習い事教室で子供の能力を引き出してあげるようにすれば、チャイルドコーチングの資格も役立ちます。それで待遇が良くなるというわけでもないでしょうが、職場の役に立つことができれば、それだけ評価も上がるというものです。

これは習い事教室に限ったことではなく、一班の保育園で働く保育士にとっても同じことが言えます。自らの能力を示し、職場に役に立ち、評価を上げることによって、待遇を改善させることができるかもしれません。資格が手当てと言う形で直接影響を及ぼすことはないのでしょうが、間接的に給料に影響を与えることはできます。

保護者から頼られるようになる

チャイルドコーチングの資格を持っていると、保護者から頼られるようになります。子供のやる気や能力を引き出したいと考えるのは、どの親でも同じです。だからこそ、英語教室やピアノ教室・水泳教室に通わせる親が多いのです。でも、うちの子供はなかなかうまくいかないと嘆いている人も大勢います。

そこで、相談に乗り、アドバイスをすることができるということで、とても頼られる存在になるのです。