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ただでさえ、子供の面倒をみるというのは大変なのに、それが病気の子供となればなおさら大変です。病児保育施設で働く保育士は、毎日のように病気の子供の看病をしています。子供専門の看護師のようなものですね。

そんな病児保育に携わる人がスキルアップしようとしたら、認定病児保育スペシャリストという資格を取るという方法があります。

これは名前そのままで、病児保育のスペシャリストとして認定される資格。つまり病児保育に携わる人間・これから携わろうとしている人間にとって、信用を得るための材料となるのです。そしてその資格を取得するのに培った知識は、仕事をするのに大いに役立ちます。

認定病児保育スペシャリストの概要と取得方法について

認定病児スペシャリストは、日本病児保育協会認定の、日本で初めて病児保育のプロフェッショナルとして認定した民間の資格制度になります。病児保育は、共働き世帯が増加したことによって、ますますニーズが広がっています。今後もどんどん広がっていくでしょう。

病児保育に携わることのできる・信頼して任せることができる保育士の存在は、とても重要なものになっているのです。そこで、この資格を取得するというわけです。取得するには、全部で13回あるWeb講座を受講して、1次試験に合格することがまずスタートになっています。

ここから、病児保育施設での実習を24時間以上行わなければなりません。その次に、認定試験があり、それに合格することによって認定を受けることができます。だいたい、受講を申し込んでから1ヶ月から2ヶ月ほどで実習までを終えることができるでしょう。

資格取得までの流れは少し大変かもしれませんが、仕事をしながら勉強・実習・資格取得までできます。病児保育に対する関心と興味があれば、そこまで苦になる資格でもないでしょう。フローが多いからこそ、信頼性も高まるのではないでしょうか。

保育士として認定病児保育スペシャリストをどう活かす?

病児保育の現場への転職を考える

認定病児保育スペシャリストの資格を取得すれば、病児保育のプロとして協会に認定されます。そこで、現在病児保育に携わっていない人間であったとしても、病児保育施設に転職することが十分考えられるでしょう。24時間とはいえ、実習をしていますから、まったく実情を知らないわけでもありません。

Web講座や二度にわたる試験によって培い、証明された知識があれば、仕事をし始めてからも、そう大変でもないでしょう。その施設の方針や、その施設での仕事の仕方を覚える必要はありますが、病児保育のノウハウに関しては、資格取得の時点でもうすでに備わっています。それを損なわないように、反復して復習をしていれば、転職してからも問題ないはずです。

また、この資格を取得していることによって、まったくの未経験者よりも信頼されることが考えられます。そのため、まったくもって未経験という状態よりも転職がしやすいと考えられるのです。病児保育士になるという選択肢が広がり、スキルアップにはとてもよく機能するのではないでしょうか。

ブランクからの脱却に役立つ

病児保育に携わっていたけれども、しばらくほかの仕事をしていた・しばらく保育士業界自体から離れていたという人は多いでしょう。俗に言うブランクのある状態ということですね。そういった状態から、また病児保育に携わろうと思えば、自分自身が不安になってしまいます。

転職を考えている職場としてはブランクOKだとしても、自分自身が自信がなくて一歩踏み出せないという人も多いはずです。そこで、自分の知識を思い出すという目的でこの資格を取得すれば、自分は少しでも自信を持つことができますし、転職先もよりあなたのことを信頼できるようになります。

保育士側にも採用側にも、メリットがあるのです。

まとめ

病児保育というのは、通常の保育とは違いますから、やはり少し難しい分野になります。

病気の子供の世話は気が抜けません。保護者としても、少しでも信頼できる人に病気の子供を預けたいと思うはずです。そこで、信頼や自信を得るために、この資格が役に立つということです。