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タッチケアという言葉をご存知でしょうか。タッチケアというのは、子供に触れることによって心身ともに優しくケアしてあげることです。
アロマセラピーの概念を取り入れながら、子供の肌に優しく触れ、心も体も癒すというのが、タッチケアの概念。
タッチケアを学んだ人のことを、タッチケアセラピストと言います。タッチケアについて学んでおくと、子供との信頼関係構築に役立ったり、ボランティア活動など活動の幅が広がったりと、多くのメリットがあるのです。
タッチケアセラピストの資格概要と取得方法について
タッチケアセラピストの資格は、一般社団法人プラスアロマ協会が実施・認定している民間の資格制度です。
講座を受講して、そのままの流れで試験を行い、合格すると協会に認定されるという仕組みになっています。講座は随時開催されるため、こまめにホームページをチェックしておきましょう。
講座は17時間で、数日にかけて行われるとのことです。試験時間は90分間となっています。
講座の内容としてはタッチケアの概念から実際のタッチケアの方法、産前産後の妊婦の身体の仕組みやアロマセラピーの基本などが盛り込まれているとのことです。
講座を受講して、最後に試験を受けてそのままの流れで認定されるものであるため、簡単に認定を受けることができます。
受講料は130,000円と高いですが、受講料や試験料・認定料に教材費まで入っているため、これ以上に払うお金はありません。
タッチケアセラピストって、どのように役立つの?
信頼関係の構築に役立つ
タッチケアセラピストの認定を受けると、信頼関係の構築にそのスキルを役立てることができます。
これは子供との信頼関係構築でもあり、保護者との信頼関係構築でもあるのです。保育士にとって、または保育にとって子供ひとりひとりと信頼関係を持つことはとても大切なこと。
しかし、なかなか保育の現場で一対一で向き合う機会はありません。信頼関係の構築も難しく、その難しさに頭を悩ませることも多いでしょう。
集団保育を行う中で、効率よく子供と向き合って信頼関係を築く方法・・・それが、タッチケアなのです。
タッチケアは子供の目を見て話して、肌に触れること。それを続けていけば、相手の体調の変化や表情の変化さらに感情の変化などに気づきやすくなります。優しく触れることで、子供にも安心感を与えることができるでしょう。
保育士自体が子供の安心の材料となることによって、保育園での子供の行動が落ち着き、泣くことが減ったり、スムーズにお昼寝してくれたりと、保育士にとっても良いことがたくさんあります。信頼関係構築に悩んでいる人にとっては、とても良いスキルアップの方法なのです。
活動の幅が広がる
主にボランティア活動ですが、タッチケアセラピストとしての活動が加わることで、活動の幅が広がります。特にこの協会においては講座だけでなく、協会に認定されるということもあり、協会が募集しているボランティア活動に参加できるようになるのです。
ボランティア活動はお金にはなりませんが、人脈の形成に繋がります。中には保育士も多く参加しているとのことで、保育士仲間もできるでしょう。幅広く活動することで、多くのことを学ぶことができます。普段の保育にもそれを落とし込むことができ、さらなるスキルアップも目指せるでしょう。
ブランクありの保育士の現場復帰に役立つ
ブランクがあるという保育士にとって、現場復帰のためにどのような取り組みをすればいいのかは、頭を悩ませるところでしょう。
基本を思い出すだけでなく、スキルアップして復帰したいと考える人も多いです。この講座は保育の基本でもあり、応用でもあります。
子供と接する方法を知るようなものですから、実務経験にブランクのある保育士にとっては良いスキルアップとなるのではないでしょうか。
まとめ
直接給料や待遇に繋がるような認定資格ではありませんが、信頼形成や子供への安心を与えるということは、保育士にとってはとても重要なことで、その知識を養うことができるというのはとても大きなメリットのあることと言えます。
子供との信頼関係の形成や、子供が落ち着いてくれないと悩んでいる保育士は、受講を考えてみると良いのではないでしょうか。