《転職体験談》保育園での勤務を経てアパレル業界へ転職した保育士E.Aさんケース

[PR]

私は今年31歳になる女性です。幼児教育第3部（3年間の学校）を卒業後、正規職員で0歳児から2歳児までの認可保育園で働き始めました。21歳の時、1年で0歳児から6歳児までの公立保育園で臨時保育士として転職をしました。

そして、結婚をきっかけに25歳の時、4年で保育園を辞め、以前から興味のあったアパレル業に転職をする事にしました。

レディース、メンズ、子供服、アクセサリーなど多くを扱うお店でパートとして働く事にしましたが、ノルマもなかったので、ブランクは感じませんでした。

丈直しもしていたのですが、裁縫が好きで高校の頃、裁縫の学校に通っていたので、すぐに慣れることが出来ました。そして出産の為、仕事を辞め、今に至ります。

転職をした理由

１件目の保育園から２件目の保育園への転職の理由は精神的に参ってしまったからです。1年目で0歳児のクラスの担任を2年目の正規職員保育士とベテランパート保育士と組みました。

『分からない事があれば一緒に組んでいる正規職員の保育士に聞いて』と園長から言われていましたが、その正規職員も2年目という事もあり、質問してもしっかり教えてくれませんでした。

そういう時はベテランパート保育士に聞いていましたが、2年目の保育士の気に障っていたのか、本日の活動を知らされなかったり、きつく当たられる事もありました。誰にも相談が出来ず、精神的に参ってしまい、転職を決めました。

保育士として働くか悩みましたが、もう一度違う園で保育士として働こうと決意をしました。正規職員ではなく、負担の少ない臨時保育士として働く事にしました。

保育士からアパレル業に転職をした理由は、保育士は資格があれば、いつでも保育士に戻れるということです。就職をするとき、保育士をするか、アパレル業をするか悩みました。

保育士になりたいという気持ちが強かったので、保育士という選択をしましたが、アパレル業は若いうちにしか出来ないというイメージがあったので、結婚をきっかけに転職を決めました。しかし、家事との両立が出来るか不安だったので、扶養内で働けるパートを探していました。

１件目の保育園からの転職は市役所の保育課に出向き、保育士登録をして、保育園を紹介して頂きました。市役所で保育士登録をすれば臨時保育士として働けるという事を知らなかったのですが、ベテランパート保育士に教えてもらって登録にいきました。

保育士が足りない地域が多く、登録と同時に保育園を紹介して頂けました。紹介して頂いた後、市役所の方が園長と連絡を取ってくれ、面接の日時を決め、面接をしたあと、すぐに採用が決まりました。

２件目の保育園からアパレル業への転職はタウンページで探しました。地域別で掲載されていて分かりやすく、自分で連絡をしなければいけないので緊張もしましたが、人事が足りていなかったので面接後、すぐに採用が決まりました。

１件目の保育園から２件目の保育園に転職をして、年収はあまり変わりませんでした。正規職員の1年目は手取りで14万円程でしたが、臨時保育士は時給制だったので、手取りで18万程頂いていました。

正規職員と臨時保育士では正規職員の方が責任を負わないといけないし、残業もありましたが、臨時保育士は残業がほぼなく、時間通りに帰宅することができました。

１件目の保育園では保育士をもう辞めてしまおうかと思うくらい辛い思いをしましたが、２件目の保育園に転職をして先輩の姿から学んだりアドバイスをして頂けたりと保育士としてのやりがいを得ることができ、自分の子供が大きくなってから、また保育士として働きたいと思えるようになりました。

臨時保育士は正規職員に比べ、家へ持ち帰る仕事も少なく時間に余裕があったので、予習復習をする事ができ、たくさん勉強が出来ました。要領の悪い私にとって、2年目で臨時保育士が出来て良かったと思っています。

アパレル業では扶養内で働いていたので年収は下がりましたが、保育士以外のお仕事を経験できて良かったと思っています。