[PR]
人間誰しも悩みを持ちます。感情を持ち、それを明確に表現する手段を持っている人間だからこそ、心というものはとても繊細で敏感です。悩みも尽きません。保育士にも悩みがあります。
まだまだ新人である1年目・2年目の保育士は「悩みなんてまだ早い」と言われることもあるでしょう。しかし、新人だって悩むのです。1年目~2年目の保育士が何に悩んでいるのかを知り、自分と同じ人がたくさんいることを知りましょう。
保育士1年目は「失敗」に悩むことが多い
保育士1年目によくある悩みというのは、失敗に対する悩みです。新人ですから、毎日のように何か失敗をすることでしょう。
そのたびにお風呂場でシャワーを浴びながら反省会・・・。寝る前に失敗を思い返して「明日は頑張ろう!」ではなく「明日も失敗するんだろうなあ、イヤだなあ」とネガティブスイッチが入ってしまうのです。
そうなってしまっては、次に考えることは「この仕事向いてないのかな」ということ。自信がどんどん無くなっていくのです。
保育士1年目によくある失敗
保育士1年目は失敗に悩む人が多いのですが、保育士1年目が良く悩むことになる失敗と言うのは、どのようなものがあるのでしょうか。根源的なもので「保育がうまくできない」「子供の性格が捉えられない」などの失敗があります。
これに関しては仕方がありません。保育がうまくできないのは、自分が新人だからです。それで先輩に怒られるのは、あなたのことを思っているからです。
子供の性格が捉えられないのは、人間だから当たり前です。そう簡単に人間の性格は把握できるものではありません。1年も付き合っていない人の性格を把握できるほど、人間は単純ではないのです。
また、保護者対応の失敗や仕事が遅いなどの失敗もよくあることですね。悩みの種にもなってしまいます。
1年目の悩みは自信の無さが原因
1年目の悩みというのは、そのほとんどが新人故の自信の無さから来ています。また、先行きも見えないことでしょう。
まだ1年も働いていないから、仕事に慣れない・仕事に慣れてバリバリ働いている自分が想像できない、明日どうなるのかもわからないのに1年後仕事をしている自分なんて想像できない・・・。
先輩や主任に質問しようにも、怖いから聞けない。ミスばかりな私なんて所詮は路傍の石だ。そのように、自信の無さが悩みを引き起こすのです。ミスをすればさらに自信が失われ、さらに悩む。無限ループです。
しかし、自信なんてなくていいのです。あなたはまだ1年目。まだまだその仕事を「経験した」とも言えないほどのひよっこです。卵の殻を破ったばかりの、まだまだ世界を知らない、親の顔を覚えただけの雛に過ぎません。雛がいきなり飛ぶことができず、長い間練習をして飛ぶことができるように、まだまだ飛ぶ練習をしている期間なのです。
想像できずとも、数年後には立派に仕事をしています。イマジン・・・想像してくださいと誰かが言いましたが、想像しないでください。ノットイマジンです。想像することで、自信は失われます。
保育士2年目によくある悩み
保育士2年目は、1年目をガムシャラに駆け抜けたことへの疲れから、悩みの種が生まれます。1年終わってほっとして、自分は頑張ったと少し自信がつき、自己評価も高くなる。
そうして襲ってくるのが、やる気のなさです。いわゆる燃えつき症候群のようなものですね。
1年目のようなやる気が出ないことに対して、悩むのです。場合によっては、憂鬱になってしまい、辞めたいと考えることもあるでしょう。
仕事に慣れてきた! だからこそ人間関係に悩む
2年目になると、仕事に慣れてきます。慣れてきたからこそ、1年目では見えなかった職場のあらゆることに気づくようになるでしょう。1年目は大変すぎて、盲目になってしまっています。2年目、周りを見る余裕が出てきたとき、何に悩むのか。
それは、人間関係であることが多いです。
慣れてきて改めて辺りを見渡してみると、人間関係に難を抱えていることに気づく。嫌な先輩の存在も出てくるでしょう。後輩も入ってくれば、苦手な後輩に指導をしなければならないこともあります。
このように、2年目の仕事の悩みは、慣れてきたことと、1年目の喧騒が過ぎ去ってからすぐということが種となっているのです。