[PR]

核家族とシングルマザーが増えている昨今、母親と子供の関係はとても難しいものとなっています。母親・赤ちゃんの両方にケアが必要な社会になっているのです。ベビーセラピストというのは、母親と乳児両方の幸福のため、二人の絆を深めるための時間や親子のコミュニケーションの場を提供するための役割を持っています。

つまり、ベビーセラピストというのは、母子の関係が難しくなりつつある現代社会において大きな役割を果たすことのできる資格ということです。

ベビーセラピストの資格概要と取得方法について

ベビーセラピストというのは、ベビーセラピスト協会が認定を行っている民間の資格制度です。通信教育や通信講座などによって講座を受けることによって、資格を取得することができます。資格の取得難易度は、とても簡単と言える程度です。講座さえ受ければ問題ありません。

保育士にとっては保育士としてすでに備わっている知識に、プラスアルファとしての知識を加えるといった感覚で講座を受けることができます。土台がしっかりとしているので、比較的理解も早いでしょう。要は乳児や親との付き合い方を学ぶための資格です。

ベビーセラピストの資格を保育士が取得するメリットとは

乳児院や低年齢児向け施設への転職に役立つ

ベビーセラピストは、乳児院や低年齢児向けの施設への転職に役立つと考えられます。ベビーセラピストは赤ちゃんと母親との付き合い方などについて学ぶという資格です。そのため、乳児を預かっている施設において、その資格を活用することができます。つまりは乳児院や低年齢児向けの施設ですね。

近年は保育施設の低年齢児の受け入れが進んでいるため、小規模保育園などで0歳児から2歳児までの受け入れが盛んに行われています。ベビーセラピストが活躍できる保育施設も多いでしょう。そういった施設への転職を考える際に役に立つということですので、選択の幅を広げるには良い資格と言えるかもしれませんね。

また、そういった施設で働くことになってからも、資格を活用することができます。母親からの相談を受けてみたり、赤ちゃんと保育士自身がうまく付き合ったりできるのです。

保護者のカウンセラーとしての役割を担う

ベビーセラピストは、子供だけでなく母親のカウンセラーとしての役割をも担います。母親の日ごろの育児の悩みや愚痴・不安に思っていることなどを聞いて、それに対して適切なアドバイスをする。保護者も、何かしらの資格を持っている人になら相談もしやすいでしょう。そのため、保護者から大いに頼りにされることになります。

保育士にとっても、保護者の相談を受けることによって信頼され、仕事がしやすくなるのですから、お互いにとってメリットなりますね。

ベビーサロン・親子サロンの開業などの働き方もアリ

ベビーセラピストの資格を取得すれば、多様な働き方を考えることができます。たとえば、ベビーサロンや親子サロンの開業ですね。ベビーサロンや親子サロンなどは、近年注目されています。保育士の資格とベビーセラピストの資格を合わせれば、開業にも十分な知識が備わっているといえるでしょう。保育士の資格があることで、お客様からの信頼も勝ち取ることができます。

保育士をする傍ら、休みの日に自宅で開業するという方法もアリですね。そういう方法で副業として開業するのであれば、保育士の給料とあわせて満足のいく給料を得ることもできるでしょう。そういった資格の活用方法もあるということです。

まとめ

ベビーセラピストは、シングルマザーが増えている昨今だからこそ求められうる資格です。ベビーサロンなどの需要も高くなっています。保育士にとっても、乳児とかかわるための自信になりますし、保護者からの信頼が得られるようになるなど、メリットはたくさんあるのです。

開業を考えることができ、仕事の幅・活動の幅も広がります。そういったさまざまなメリットに押しつぶされて忘れてしまってはいけないのは、ベビーセラピストは子供と親の笑顔を引き出すことが仕事だということです。