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チャイルドマインダーという資格をご存知でしょうか。民間資格で、家庭的保育のプロフェッショナルとも言えるような資格です。

小規模保育が増えている中、家庭的な保育に注目が集まっています。だからこそ、チャイルドマインダーの資格は、保育士にとって、とても役立つものとなるのです。

近年、保育士からの人気も高くなっていることですし、ここで一度チャイルドマインダーの資格について考えてみましょう。

チャイルドマインダーの資格の概要・取得方法

チャイルドマインダーは、NCMA,Japanが認定している民間資格です。他にもさまざまな認定先がありますが、NCMA,Japanが代表的です。

イギリスで始まった資格なのですが、このNCMA,Japanは日本にいながら、イギリス政府が認定したプログラムを学ぶことができるようになっています。

資格を取得するためには、通学・通信のいずれかによって講座を受けなければいけません。講座を修了すれば、資格を取得することができます。その後の就労サポートも行っているので、利用すると良いでしょう。

費用は、通信が199,800円・通学が313,200円となっています。年齢制限は20歳以上となっており、受講期間は4ヶ月から6ヶ月。チャイルドマインダーは、0歳から12歳という幅広い年齢の子供を、1人から4人預かることができます。

保育士がチャイルドマインダーの資格を活かせる場面

自宅開業や訪問など、独立を目指すことができる

チャイルドマインダーは、自宅開業や訪問など小規模かつ家庭的保育の分野において独立を目指すことができます。チャイルドマインダーは家庭的保育のスペシャリストを育成する資格ということなので、当然自宅での保育や訪問保育の開業に役立つのです。

保育士資格だけでも開業はできますが、チャイルドマインダーの資格を持っていることでより信頼性が高くなります。

小規模保育の独立開業を目指しているという人は、チャイルドマインダーについて取得を考えてみてはいかがでしょうか。

保育対象の年齢の幅が広がる

チャイルドマインダーの資格を持っている人ひとりにつき、1から4人の子供を預かることができます。その年齢層は0歳から12歳と、とても幅が広いです。赤ちゃんから小学校卒業までといったところですね。

0歳から12歳のサポート・教育を出来るということで、第二の親としての役割が与えられることも多いです。

保護者からとても信頼されるため、非常にやりがいもあります。その子供と密接な関係を築くこともできるでしょう。赤ちゃんから12歳まで、本当に12年間一緒にいるということもあるかもしれません。

自由な働き方ができるようになる

チャイルドマインダーの仕事は、勤務形態を自由に設定できるというメリットがあります。保護者から、時間を問わずに子供の相談を受けることも多いようです。

保育士としてチャイルドマインダー資格を活かす場合には、一日8時間という原則から抜け出すことはできませんが、副業としてチャイルドマインダーの仕事をする場合には、勤務時間や形態を自由に設定できるのは、大きなメリットとなるでしょう。

副業の短時間勤務で収入アップ

勤務形態も労働時間も自由に設定できるからこそ、自分の都合の良い時間に短時間で働くという働き方ができます。

加えて保育士としての仕事をしていると、ダブルで給料を貰うことができ、給料アップに繋がるのです。給料体系も自由に設定できますからね。

まとめ

普通の保育士として働く場合、チャイルドマインダー資格を持っていることで、資格手当が出るかどうかは職場によって異なりますが、基本的には資格手当がもらえる可能性は低いと考えておきしょう。

もちろん、チャイルドマインダーの資格取得までに学んだことが仕事で活かせる場面も多いので、スキルアップ資格としては最適です。資格取得の難易度も低めなので、興味がある方は迷わずチャレンジしてみましょう。